ルリアゲハの英語&歴史塾

使える英語力と歴史の知識を身に着けるブログ

(もう迷わない)otherとanotherの違い

  皆さんこんにちはルリアゲハです。皆さんが英語を勉強していると、otherやanotherという(他の~)表現に出会ったことがあると思います。あれって、どっちがどういう意味か解りづらくないですか?文法書を読んだり解説を聞いてもよくわからないと思うかもしれません。

 そこで今回はotherとanotherの違いについて丁寧に解説していきます。これを読めば

  • otherとanotherの意味的な違い
  • the otherやothers、the others という表現について
  • 使い分け方
  • 分かりやすい覚え方

が分かります。

 otherとanother

  otherは「他のいくらか」でanotherは「もう一つの」という意味です。日本語訳だけ見てもあまりピンとこないと思うので、もう少し補足します。どちらも人や物を特定していないというのが共通点です。

 otherは表している人や物の数がとても曖昧な表現です。

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複数あるとわかっていますが、具体的に数を表していないからです。otherのすぐ後ろには基本的に名詞が来て、名詞は複数形を必ず使います。例を挙げると、other sportsという感じです。

 もう一方のanotherは特定していない一つのものを表します。anotherというのはan+otherのことを指します。anというのは特定されていない一つの物のことです。なので、絶対に単数形が続きますし、anothersとはなりません。

(熟語) one after another

  anotherという語を使った熟語としてone after another(次々と)というものがあります。これは一つ(one)が来た後にすぐにもう一つ(another)が来るといった感じです。まるでoneとanotherがベルトコンベアに乗って流れているとも表現できます。

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 the otherとthe others

  theが付いたこれらの表現は、どちらも特定する意味合いが含まれていて、(残りの~は)ということを表します。それぞれ

the otherは1つ(1人)

the othersは2つ(2人)以上

という感じで使い分けます。

(熟語)the other day

 the otherを使った表現にthe other day(先日)というのがあります。この表現はthe otherにday(日)で構成されているので、今日ではない特定の日ということで先日という意味になります。

まとめ

 いかがだったでしょうか。今回はotherとanotherの違いを解説しました。ぜひ違いを理解してこれらの表現をマスターしてくださいね。

 最後までお読みいただきありがとうございました。