ルリアゲハの英語&歴史塾

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toとforって何が違うの?使い分け方を解説

皆さんこんにちは。ルリアゲハです。どう使い分けたらいいかわからない前置詞。英作文や英会話で前置詞の使い分けに悩んでるかもしれません。

 そんな方も今回の記事を読めばto とforの使い方がわかります。

toは目的地までたどり着くがforはたどり着かない?

  二つ の前置詞はどちらも、目的地まで向かっていくという意味合いはあります。しかし、toは目的地まで向かって最後にはたどり着きますが、forは目的地まで向かっても、たどり着いたかはわからないという違いがあります。

 イメージを表すと

to … がっちりとした(目的地までたどり着く)

for… ふわっとした(目的地までついたかわからない)

感じです。

 toを使う表現として、go to~で~へ行くというのがありますよね。特によく使うのはgo to school や go to bedといった表現だと思います。この表現を使うとき、話し手はその場所に向かって行って、到着するという意味で言っています。このときforを使うと、聞いた人は学校に着いたかわかりません。

・もしかしたら学校に行かずに道中で止まったかもしれない

・あるいは、学校を通り過ぎて違うところに行ったかも

と感じてしまいます。こんなふわっとしたことを人には言えないですよね。なので、go for ~とは言わずにgo to~というのです。

使い分け方

 人に何かをすると英語で表すときはtoとfor をどうやって使い分けるのでしょうか。

 その法則は

forは相手がいなくても成り立つ動作の時

toは相手がいないと成り立たない動作の時

 

です。これだと少しわかりにくいですよね。なのでまずは人にプレゼントをあげる場面を想像してみましょう。f:id:ruriageha:20201107153952j:plain

誰かにプレゼントをあげるを英語で言うと

give 物 to 人(人に物を渡した)

buy 物 for 人(人に物を渡したかもしれない)

の二つになります。buy という動作は相手がいなくてもできます。自分のために何かを買う場合もありますよね。しかし、もう一方のgiveは相手がいないとプレゼントをあげられません。これが人に何かをするときの前置詞の使い分け方です。

 動詞 to or for 人と成る他の例としては

to        for

send                  make

tell                       cook

teach                   sing

write など            find など

となります。

まとめ

 いかがでしたか。前置詞は文の中では存在感が薄いですが、文の意味を大きく変える存在です。toは目的地に着いたか明確で、forは目的地に着いたかわからないと覚えておきましょう‼

 最後までお読みいただきありがとうございました。